では、今回はバスバーの製作にあたり使用しております加工方法についてご紹介させていただきます。加工方法としてはこちらの3つです。1.型抜き2.ワイヤーカット3.レーザーカット  
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バスバーの3つの加工方法について

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バスバーの3つの加工方法について

こんにちは!


最近コロナの感染者数が増えていて
また動きにくくなってきていますね。。


製造業においても
材料がなかったり、高騰していたりと
コロナの影響を受けております。。


早くマスクも外せて、自由な世の中になって欲しいものです。。!



では、今回はバスバーの製作にあたり使用しております
加工方法についてご紹介させていただきます。

バスバーを加工する工程で穴あけと外形切断があります



加工方法としてはこちらの3つです


1.型抜き
2.ワイヤーカット
3.レーザーカット



1.型抜き

簡易金型を作成してプレスで抜く工法です。

切断面は量産時のプレス加工に近い切断面が必要な際に使う工法です。

バスバーの種類ごとに金型費が発生するので少量の場合はコストが高くなります。




2.ワイヤーカット

ワイヤーカット放電加工機で切断する工法です。

ワイヤーカットの方が面粗度が細かく、水中で加工するため熱変形を抑え、精度が出やすいです。


従来バスバーの試作では最も多く用いられる工法です。

加工に時間がかかるためコストも高くつく点と大きさに限りがある点があります。


トップのお写真のものがワイヤーでカットしたものです。
断面が綺麗なのがわかるかと思います!


3.レーザーカット

レーザーカットで切断する工法です。

銅は通常の酸素レーザーや窒素レーザーでは加工ができませんでしたが、
ファイバーレーザーの登場で切断できるようになりました。

加工速度も速く、上記2つの工法よりもコストを安く抑えることができます。

レーザーカットはワイヤーよりは面粗度が粗く、熱変形の影響が出やすいです。

レーザーカットのメリットはワイヤーカットの20倍以上の速度で切断できますので、
リードタイム削減とコスト低減に圧倒的に有利です。

また加工範囲も2000×1000あり長尺にも対応できます。


弊社ではファイバーレーザーを駆使し、熱変形を極力おさえて加工するノウハウがあり、
精度の必要なバスバーの実績も多数ございます。

以前はバスバー(銅材)の切断加工はワイヤーカットが主流でしたがレーザーカット機の精度も上がり、
現在はレーザーカットでのご依頼が主流になっております。


こちらがレーザーカットのお写真です。






簡単にご説明させていただきましたが、
その他、詳細なご相談やご質問など、お気軽にご連絡ください。


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お読みいただきありがとうございます。

どんなことでもぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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